満月の日🌕
連休真っ只中ですね!皆さまいかがお過ごしでしょうか?
病院でも在宅でも、看護師をしていると人の死に数多く携わります。
ある夜勤の日。
数日前から容体が思わしくない患者さんが数名。
夜勤メニューをこなしながら、ペアのスタッフと夕ご飯を慌ただしく終え、いつなにが起こっても大丈夫!と見回りをしていました。ナースステーション内のモニター音も落ち着いています。(このまま終わるといいな~)と考えていました。
『○○号室のAさん、呼吸がおかしいです!!』と、ケアスタッフさんの声。
急いで部屋に行くと、そろそろ退院を控えていたはずのAさんが、苦しそうな表情を浮かべ、脂汗ビッショリです。意識はありません。
その急変に引っ張られるように、
ステーション内のモニターアラームが一斉に異常を示しだす!!
え~同時って!!と思いながらも、
Drコール、気管内挿菅の準備、家族への連絡。。。行きつく間もなく、メンバーと協力しながら行いました。
結果的に、その晩は三人の看取り日となりました。
ひとり亡くなると、時にそのひとが寂しがって両手にお友だちを連れてあの世にいっていしまうというジンクスがあります。
月の満ち欠けと、生命の始まりと終わりはリンクしているといわれています。
満月の日、生命の誕生もあれば終焉もある。
そういえば・・・今日は満月🌕だった!!あとで思い出し納得したのでした。
当時はゆっくりお見送りできずに申し訳なかったな・・・
満月の日、時々思い出します。
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